【初心者向け②】ブログの始め方(WordPress初期設定インストール・テーマインストールを解説)


木南大樹
この記事でわかること
ブログ初心者にとって最初の難関「Wordpress初期設定」について解説しています。
30個以上のWordpressサイトを構築した今でこそ、息を吐くようにWordpressの初期設定ができるようになりましたが最初に作ったサイトは設定できずに1週間以上は放置しました。
この記事で詳しく解説します。
もくじ
この記事のゴール
この記事ではWordpressの初期設定をこれから行うブログ初心者に向けて、Wordpressをサーバーにインストールする方法とWordpressテーマのインストール方法を解説します。
この記事を読んだブログ初心者がWordpressの初期設定ができる状態をゴールにしています。
おすすめのサーバーや設定の方法は下記の記事をご覧ください。
\第1回目の記事はこちら/
WordPressのインストールとは?
WordPressをインストールするとは、WordPressというウェブサイト構築のプラットフォームを自分のサーバーにセットアップし、表示ができている状態にすることを指します。
インストールの方法は大きく2つあります。
- 手動でのインストール(FTPサーバーからインストール)
- 自動でインストール(かんたんインストール)
手動でのインストール(FTPサーバーからインストール)
WordPressをサーバーにインストールするためには、以下の手順を追うことが一般的です。WordPressの公式サイトにも詳しい情報が掲載されていますが、以下は一般的な手順の概要です。
これらの手順を実行する前に、ウェブホスティングアカウントを取得し、サーバーにFTPでアクセスするための情報を確認しておく必要があります。
デメリットとしてかなり手間がかかります。
また、操作を間違えると正しくサイトが表示されないなどのリスクもあります。
手順
- WordPressをダウンロード
WordPressの公式サイトから最新のWordPressをダウンロードします。zip形式で提供されるため、適切な解凍ツールを使用して解凍します。 - FTPクライアントを使用してサーバーに接続
FTPクライアント(例: FileZilla)を使用して、ウェブホスティングアカウントに接続します。ホスティングプロバイダーから提供されたFTP情報を使用して接続します。 - WordPressファイルをサーバーにアップロード
FTPクライアントを使用して、WordPressのファイルをサーバーにアップロードします。通常、公開_htmlやwwwなど、ウェブサーバールートディレクトリにアップロードします。 - データベースの作成
データベースを作成します。ウェブホスティングプロバイダーのコントロールパネルやphpMyAdminを使用して、新しいデータベース、ユーザー、パスワードを作成します。 - wp-config.phpファイルの設定
WordPressのルートディレクトリにある`wp-config-sample.php`ファイルをコピーして`wp-config.php`にリネームします。このファイルをエディタで開き、データベースの設定情報を追加します。 - WordPressのインストール
ウェブブラウザを開き、WordPressのインストール先のURLにアクセスします。必要な情報を入力してWordPressをインストールします。WordPressはデータベースと接続し、基本設定を行います。 - WordPressの管理画面にログイン
インストールが完了すると、WordPressの管理画面にログインできます。これで、ブログの作成やカスタマイズを始めることができます。
以上が、WordPressをサーバーにインストールする基本的な手順です。
ただし、使用するサーバーによっては手順が異なることがありますので、提供されたドキュメンテーションを確認することも重要です。
知識が必要な作業なので自信がなければ別の方法で行うのがおすすめ
自動でインストール(かんたんインストール)
WordPressの簡単インストールは、主にウェブホスティングプロバイダーが提供するワンクリックインストールツールを使用して行います。以下は一般的な手順の概要ですが、ホスティングプロバイダーや管理画面の仕様によっては異なる場合があります。
一般的なワンクリックインストールの手順
- サーバーのコントロールパネルにログイン
サーバーのコントロールパネルにログインします。 - WordPressインストールオプションを選択
コントロールパネル内で、「WordPress」や「Web Applications」などのセクションにアクセスし、WordPressのインストールオプションを見つけます。 - インストールの詳細を入力
インストール画面で、WordPressのインストールに関する詳細情報を入力します。通常、以下の情報が必要です。- インストール先ディレクトリ(通常は空欄か「blog」など)
- ウェブサイトのタイトル
- 管理者のユーザー名とパスワード
- 管理者のメールアドレス
- インストールを実行
必要な情報を入力したら、「インストール」ボタンをクリックして、WordPressのワンクリックインストールを実行します。 - インストールの完了
インストールが完了すると、通常は成功メッセージが表示されます。また、WordPressの管理画面へのリンクやログイン情報が提供されることがあります。 - WordPressの管理画面にログイン
提供されたリンクやURLを使用してWordPressの管理画面にログインします。ここから、テーマのカスタマイズやプラグインの追加などを行うことができます。
これらの手順は、多くのウェブホスティングプロバイダーが提供しているワンクリックインストールツールによるものです。
ただし、各ホスティングプロバイダーによっては、手順や画面が異なる場合がありますので、提供されたドキュメンテーションを確認することが重要です。
初心者でも簡単にできるのでおすすめの方法
WordPressテーマとは?
WordPressのテーマは、ウェブサイトの外見やスタイルを決定するデザインの基本となる部分です。
テーマは、WordPressサイトのレイアウト、色、フォント、ウィジェット、ページの構造など、サイト全体の外観や動作を定義します。
テーマを選ぶ基準
WordPressテーマはサイトの見た目と機能の全てを決定するものです。選ぶ際は下記の3つのポイントが重要です。
- デザイン
- 使いやすさ
- ページの表示速度
デザイン
デザインは好みが人によって違うので、好きなデザインを選べばOKです。
ですが、稼ぐためにブログを開設するのであればユーザーにとって読みやすいデザインを選ぶ方が良いです。
派手なデザインやアニメーションなどの動きが多いサイトだと、ユーザーはページの内容に集中できずにあなたが時間をかけて書いた記事に集中できません。
記事の内容が頭に入ってこないので、ユーザーの満足度が低くなってしまいます。
ユーザーの見やすさを優先して自分の好みで選ぶ
使いやすさ
WordPressテーマの中には様々な機能を持っているテーマがありますが、機能が多いと言うことは設定をする項目が多いと言うことです。
設定が終わらないと綺麗に表示されないなど不具合が発生する可能性があります。
また、有料テーマの場合は購入金額の中に使用しない機能の費用も含まれていることになります。
ブログを始めたての時はなかなか収益化もできない状況なので、余分な費用を支払うのはもったいないです。
そして、使用できる機能が多いと記事を作成するときに迷ってしまい、記事作成に余計な時間もかかってしまいます。
ブログ初心者はまずはたくさん記事を書いてブログ執筆に慣れることが重要なので、必要最低限の機能があるWordpressテーマを選ぶべきです。
ブログ初心者はシンプルな機能のWordpressテーマを選ぶ
ページの表示速度
ページの表示速度はGoogle検索でページの上位に表示されるために重要な項目です。
ブログ記事作成時に大きすぎる画像を使用しないなど気をつけるべきことがありますが、そもそもWordpressテーマの挙動が重いと焼け石に水です。
WordPressテーマは途中で変更すると、ページのデザインがおかしくなってしまったり、必要だった機能がなくなったりするなど守成作業がかなり大変になります。
仮にWordpressテーマを途中で変更する場合でもシンプルなテーマを使っていれば修正にかかる時間が削減できるでしょう。
ページの表示速度は超重要!表示速度が速いテーマを選ぶ!
テーマのインストール方法
WordPressテーマをインストールする方法は、以下の手順に従います。なお、手順は一般的なもので、ホスティングプロバイダーや管理画面のバージョンによっては異なる場合があります。
WordPress管理画面を使用する場合
- WordPress管理画面にログイン
WordPressの管理画面にログインします。通常は「https://yourdomain.com/wp-admin/」にアクセスしてユーザー名とパスワードを入力します。 - 外観 > テーマを選択
ダッシュボードから「外観」メニューの下にある「テーマ」を選択します。 - 新しいテーマを追加
「新しいテーマを追加」ボタンをクリックします。 - テーマを検索またはアップロー
テーマを直接WordPressのディレクトリから検索するか、自分でダウンロードしたテーマのZIPファイルをアップロードすることができます。 - テーマのプレビューとインストール
テーマを見つけたら、そのテーマをプレビューできます。気に入れば「インストール」ボタンをクリックします。 - テーマの有効化
インストールが完了したら、「有効化」ボタンをクリックしてテーマを有効にします。
FTPクライアントを使用する場合
- WordPressテーマのダウンロード
WordPressの公式テーマディレクトリや他の信頼性のあるサイトからテーマをダウンロードし、ZIPファイルを解凍します。 - FTPクライアントを使用してテーマをアップロード
FTPクライアント(例: FileZilla)を使用して、ウェブホスティングアカウントに接続します。WordPressのインストールディレクトリの「wp-content/themes/」にテーマのフォルダをアップロードします。 - WordPress管理画面で有効化
WordPressの管理画面に戻り、「外観」 > 「テーマ」から新しくアップロードしたテーマを見つけ、有効化します。
以上がWordPressテーマのインストール手順です。通常、方法1が簡単で直感的ですが、状況によってはFTPクライアントを使用することもあります。
FTPからのインストールは操作を誤ってしまうとサイトが表示できなくなるリスクもあるので、知識がある人に任せましょう。
WordPressの初期設定ができない場合
知識がない状態で進めてしまうと取り返しのつかないことになってしまう場合があります。
また、自力で解決できたとしても莫大な労力と時間を消費してしまい、もったいないです。
自力での解決が難しいと感じたら知識のある人にお願いしてみるのも1つの手段だと思います。
\「時は金なり」なので人に任せるのも手段の1つ/
まとめ
- WordPressをサーバーへインストールする方法は2つあるが、サーバーのコントロールパネルから「かんたんインストール」の方が時間もかからずリスクも小さいのでおすすめ。
- WordPressテーマのインストールは管理画面からインストール可能。
新しく立ち上げたサイトの場合、機能が多いテーマだと初期設定に時間がかかる場合あり。
すでに運営しているサイトのテーマを途中で変更すると、修正作業に莫大な時間と労力がかかる可能性がある。 - WordPressの初期設定でうまくいかない場合は知識のある人に任せるのも手段の一つ
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