【初心者向け⑤】ブログの始め方（グーグルアナリティクス・サーチコンソール編）使用方法と設定方法も含めて解説！
木南大樹
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この記事でわかること
サイトのアクセス数やSEOの順位を把握するために必須の2つGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールについて解説します。
実はこの2つの設定は苦戦する人が多いんです。自力で設定が難しい人はプロに任せた方が良い場合もあります。
詳しく解説していきます。
もくじ
この記事のゴール
ブログ初心者さんがGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの設定を完了させることができるようになること。
GoogleタグマネージャーでGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの設定ができるようになることが目的です。
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グーグルアナリティクスとは
Google Analytics（グーグルアナリティクス）は、Googleが提供するウェブ解析サービスであり、ウェブサイトやアプリのトラフィックや利用状況に関する詳細な統計情報を提供します。
- トラッキングコード
Google Analyticsを使用するためには、各ウェブページにトラッキングコードを組み込む必要があります。
このコードは設定されたアカウントと関連付けられ、ウェブサイトの訪問データを収集します。 - ダッシュボード
Google Analyticsのダッシュボードは、ウェブサイトの基本的なメトリクスやレポートを一覧表示するためのカスタマイズ可能な画面です。
ユーザーは興味のあるデータを選んで表示できます。 - セッションとページビュー
セッションはウェブサイトに訪れたユーザーの活動を指し、ページビューは閲覧されたページの数を示します。
これらのメトリクスはウェブサイトのトラフィックの基本的な指標となります。 - ユーザー
ユーザーはウェブサイトを訪れた実際の個人を指し、Google Analyticsはそれぞれのユーザーに一意の識別子を割り当てます。 - リアルタイムデータ
Google Analyticsのリアルタイムレポートでは、ウェブサイト上でのユーザーの活動をリアルタイムで追跡できます。
これには現在のセッションやトラフィックソースが含まれます。 - カスタムレポート
ユーザーは特定のメトリクスやディメンションに焦点を当てたり、特定の期間に関する詳細なレポートを作成できるカスタムレポート機能があります。 - コンバージョン
コンバージョンは、設定された目標を達成したときのユーザーアクションを指します。
例えば、フォームの送信や購入完了がコンバージョンとなります。
Google Analyticsは無料で利用でき、ウェブサイトの運営者やデジタルマーケターにとって非常に重要なツールとなっています。
アナリティクスを設定するメリット
メリットは大きく3つです。
- 自分のサイトのアクセス数を知ることができる
- どの経路でアクセスされているか知ることができる
- どのページにアクセスが多いか知ることができる
自分のサイトのアクセス数を知ることができる
期間を指定してアクセス数の確認ができます。
SNSなどでよく見る月間○○PVみたいなものはグーグルアナリティクスの表示回数の部分を指すことが多いです。
記事のリライトを行った際や、何か改善を行った時にPV数がどのように変化しているかを確認することができます。
どの経路でアクセスされているか知ることができる
Googleなどの検索エンジンからのアクセスが多いのか、SNSからのアクセスが多いのかなどサイト全体の流入経路を知ることができます。
Google検索からの流入の詳細はGoogleサーチコンソールで詳細を確認した方がいいのでここではあまり気にしなくてOKです。
どのページにアクセスが多いか知ることができる
自分のサイトの中で人気のあるページを知ることができます。
ユーザーのニーズを掴んで今後の記事作成の参考にしましょう。
アナリティクスの設定方法
Google Analyticsを設定する手順は以下の通りです。
なお、Google Analyticsのウェブサイトでアカウントを作成してから進めます。
- Google アナリティクス アカウントの作成
Google Analyticsのウェブサイトにアクセスし、Googleアカウントでログインします。
“アカウントを作成” をクリックし、指示に従ってアカウント情報を入力します。 - プロパティ（サイトまたはアプリ）の追加
アカウントを作成したら、新しいプロパティ（ウェブサイトまたはアプリ）を追加します。
ウェブサイトを追加する場合は、「ウェブ」を選択し、サイトの情報を入力します。 - トラッキングコードの取得
プロパティが作成されたら、トラッキングコードが表示されます。このコードをウェブサイトの全てのページに追加します。
WordPressなどのCMSを使用している場合は、プラグインを使うか、テーマの設定で直接トラッキングコードを追加できます。 - トラッキングの確認
トラッキングコードを追加したら、Google Analyticsのダッシュボードでリアルタイムデータを確認してトラッキングが正常に動作していることを確認します。 - 目標の設定（オプション）
ウェブサイト上での重要なアクション（購入、フォーム送信など）を追跡する目標を設定することができます。 - カスタムレポートの作成（オプション）
必要に応じて、特定のメトリクスやディメンションに焦点を当てたカスタムレポートを作成します。
以上が基本的なGoogle Analyticsの設定手順です。
設定後、Google Analyticsのダッシュボードからウェブサイトのトラフィックやユーザー行動に関する情報を確認できます。
グーグルサーチコンソールとは？
Google Search Consoleは、ウェブサイトの検索パフォーマンスをモニタリングし、Googleの検索エンジンでの表示状況を把握するための無料のツールです。
以下に、Google Search Consoleに関する基本的な情報を提供します。
- ウェブサイトの登録
Google Search Consoleを利用するには、まず対象のウェブサイトを登録する必要があります。
登録するには、Google Search Consoleのウェブサイトにアクセスし、Googleアカウントでログインしてから対象のウェブサイトを追加します。 - サイトの所有権の確認
サイトを登録したら、所有権を確認する必要があります。
これは通常、ウェブマスターツールの「所有権の確認」ページで提供されるメソッドに従って行います。 - 検索パフォーマンスの監視
Google Search Consoleでは、ウェブサイトの検索パフォーマンスを確認できます。
クリック数、表示回数、CTR（クリックスルーレート）、平均掲載位置などのデータが提供されます。 - サイトマップの送信
サイトマップはウェブページの構造をGoogleに理解させるのに役立ちます。
Google Search Consoleでサイトマップを送信することで、ウェブページが正しくクロールされやすくなります。 - インデックスカバレッジの確認
インデックスカバレッジレポートでは、Googleがサイト内のどのページをクロールしてインデックスに追加したかを確認できます。
クロールエラーもここで確認できます。 - 検索クエリの分析
ウェブサイトでどの検索クエリがトラフィックを生成しているかを確認できます。
これにより、ユーザーがどのキーワードでサイトを見つけているかを理解し、SEO戦略を最適化できます。 - セキュリティの監視
ウェブサイトにセキュリティの問題がある場合、Google Search Consoleから通知を受け取ることができます。
Google Search Consoleはウェブサイトの健康状態を監視し、検索エンジンでの可視性を向上させるための重要なツールです。
サーチコンソールを設置するメリット
- どんなキーワードでアクセスしているか知ることができる
- どんなキーワードで検索順位が何位なのか知ることができる
- どんなキーワードでどれくらいのアクセスがあるか知ることができる
どんなキーワードでアクセスされているか知ることができる
サイト全体がどのようなキーワードで検索されているかを知ることができます。
狙っているキーワードで表示できているか確認しましょう。
どんなキーワードで検索順位が何位なのか知ることができる
キーワードごとに平均の検索順位を知ることができます。
期間で絞ることもできるので、記事のリライト後などにどのように検索順位が動いたかを確認するようにしましょう。
どんなキーワードでどれくらいのアクセスがあるか知ることができる
上位のクエリの欄にはユーザーが検索したキーワードが表示されます。
検索キーワードごとに下記の項目が確認できます。
- クリック数
ユーザーが検索結果一覧からクリックしてページにアクセスした数 - 表示回数
ユーザーが検索したときに検索結果に表示された数 - CTR
クリック数÷表示回数で算出されているクリックされた割合 - 掲載順位
フィルタをかけた期間での平均の表示順位
この画面で見るべきことは主に2点です。
- 掲載順位が低いけどクリック数が多いキーワードは何か
順位が低いのにクリック数が多いキーワードは、検索順位が上がればさらにクリック数が増える可能性があ離ます。
つまり伸びるキーワードなので、該当記事のリライトを行いましょう。 - 掲載順位が高いけどクリック数が少ないキーワードは何か
順位が高くてクリック数が少ないキーワードは残念ながら、世の中で検索されている数が少ないキーワードです。
このキーワードで表示されている記事をリライトしてもアクセスを伸ばすことは難しいので、他の記事に注力しましょう。
Googleにインデックス登録のリクエストができる
サイト全体のインデックス登録とページ個別のインデックス登録の2種類があります。
インデックス登録については別の記事で詳しく紹介しているので、そちらをご覧ください！
サーチコンソールの設定方法
Google Search Consoleを設定する手順は以下の通りです。
- Googleアカウントでログイン
Google Search Consoleにアクセスするには、Googleアカウントでログインする必要があります。
既存のGoogleアカウントを持っていない場合は、新しいアカウントを作成してください。 - ウェブサイトの登録
ログインしたら、Google Search Consoleのホームページにアクセスします。
次に、登録したいウェブサイトのURLを入力して、「プロパティを追加」ボタンをクリックします。 - 所有権の確認
ウェブサイトを登録した後、所有権を確認する必要があります。
所有権を確認するための方法にはいくつかのオプションがありますが、通常はHTMLファイルをウェブサイトのルートディレクトリにアップロードする方法や、HTMLタグをウェブサイトのヘッダー内に追加する方法が一般的です。 - プロパティの検証
所有権の確認が完了したら、Google Search Consoleに戻ってプロパティの検証を行います。
所有権が確認されたら、プロパティがSearch Consoleに追加され、ウェブサイトのデータが表示されます。 - サイトマップの送信
ウェブサイトのサイトマップを作成し、Google Search Consoleに送信します。
これにより、Googleがウェブサイトのすべてのページをクロールしやすくなります。 - 各種レポートの確認
ウェブサイトがGoogle Search Consoleに正常に登録されたら、様々なレポートを確認してウェブサイトのパフォーマンスを分析します。
これには検索アナリティクス、インデックスカバレッジ、クロールエラーなどが含まれます。
Google Search Consoleの設定が完了すると、ウェブサイトの検索エンジンでのパフォーマンスを追跡し、SEO戦略を最適化するための貴重なデータを入手できます。
Googleタグマネージャー（GTM）でまとめて設定
Googleタグマネージャー（Google Tag Manager）は、ウェブサイトやアプリに様々なタグやトラッキングコードを管理するための無料のツールです。
- タグ管理の集中化
Googleタグマネージャーを使用すると、ウェブサイトやアプリに複数のタグやトラッキングコードを追加する必要がある場合でも、1つのインターフェースでそれらを管理できます。
これにより、コードの編集や更新が容易になります。 - 非開発者によるタグの追加や編集
Googleタグマネージャーを使用すると、ウェブサイトの管理者やマーケティング担当者など、開発者以外の人でもタグを追加、編集、削除することができます。
これにより、柔軟性が向上し、作業の効率化が図れます。 - イベントトラッキングの設定
Googleタグマネージャーを使用すると、ボタンクリック、フォーム送信、ページスクロールなどの特定のイベントをトラッキングすることができます。
これにより、ウェブサイトの利用状況やユーザー行動を詳細に分析することができます。 - バージョン管理とプレビューモード
Googleタグマネージャーは、タグの変更履歴を追跡し、異なるバージョンのタグを比較する機能を提供します。
また、変更を公開する前にプレビューモードを使用して、実際のウェブページでタグが正しく動作するか確認することができます。 - データレイヤーの活用
Googleタグマネージャーはデータレイヤーと呼ばれる構造化されたデータを活用して、タグの設定やトリガー条件をより柔軟に管理できます。
これにより、タグの効果的な管理とトラッキングが可能になります。
Googleタグマネージャーを使用することで、ウェブサイトやアプリのタグ管理プロセスを効率化し、柔軟性を向上させることができます。
Googleタグマネージャー（GTM）を設置するメリット
正直なところ、細かいところは理解していなくても問題ないです。
Googleタグマネージャーを使用することでGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの測定コードを1つにまとめることができます。
コードを1つにまとめることができるので、ページの読み込み速度が早くなることが期待できます。
Googleタグマネージャー（GTM）の設定方法
Googleタグマネージャーの設定方法は以下の通りです。
- Googleアカウントの作成
Googleタグマネージャーを使用するためには、Googleアカウントが必要です。
アカウントを持っていない場合は、Googleのサインアップページから新しいアカウントを作成してください。 - Googleタグマネージャーのアカウント作成
Googleアカウントにログインした後、Googleタグマネージャーのホームページにアクセスし、新しいアカウントを作成します。
必要な情報を入力してアカウントを作成してください。 - コンテナの作成
アカウントを作成したら、Googleタグマネージャーのダッシュボードに移動し、新しいコンテナを作成します。
コンテナは、ウェブサイトやアプリごとに1つ作成します。
コンテナ名とウェブサイトのURLを入力し、コンテナを作成してください。 - コンテナのタグの追加
コンテナが作成されると、タグの追加画面が表示されます。
ここで、GoogleアナリティクスやGoogle Adsなどのタグを追加します。
各タグには、タグの名前と種類、トリガー条件などの設定が含まれます。 - タグのプレビューと公開
タグを追加した後は、プレビューモードを使用してウェブサイトでタグが正しく動作するか確認します。
問題がなければ、変更を公開してタグを実際のウェブページに適用します。
ページへの適用は<head>タグ内に1つと<body>タグ内に1つの合計2箇所が必要です。
以上がGoogleタグマネージャーの基本的な設定手順です。正しく設定することで、ウェブサイトやアプリのタグ管理を効率化し、効果的なトラッキングを行うことができます。
自力では難しそうな場合
知識のある人に依頼することも選択肢の1つです。
Googleサービスの設定は公式の説明がわかりにくく、挫折してしまう人も多いです。
初めて設定をしたときは正直何が何だか・・・という感じでした。
設定に時間をかけすぎているのであれば、プロに任せてその分の時間を記事作成やリライトに充てた方が収益化への近道かもしれません！
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