【初心者向け⑥】ブログの始め方(グーグルアドセンス審査攻略編)合格のための重要ポイントを解説!


木南大樹
この記事でわかること
Googleアドセンスの審査に通らない人は必見!審査通過のコツを紹介します。
ズバリ、審査合格のために必要なことは”ユーザーの悩みを解決できる記事を書くこと”です。
審査が何度も不合格になる人は自分の記事がユーザーの悩みを解決できているかを確認してみましょう。
合格に向けてやるべきことを解説していきます。
もくじ
この記事のゴール
この記事ではブログ初心者さんがGoogleアドセンスについてのメリット・デメリットを理解することが目的です。
私が実践しているアドセンスの合格率を上げる方法もポイントを絞って紹介します。
Googleアドセンスの特徴
Google AdSenseは、ウェブサイトやYouTubeチャンネルなどのコンテンツを運営するオーナーが広告収入を得るためのプログラムです。
具体的には、Googleが提供する広告を自身のコンテンツに掲載し、その広告がクリックや表示された回数に応じて収益を得ることができます。
- 広告の種類
Google AdSenseでは、テキスト広告、画像広告、動画広告などさまざまな形式の広告を掲載することができます。
また、広告のデザインや配置もカスタマイズできます。 - 収益の仕組み
広告がクリックされると収益が発生し、また広告が表示された回数に応じても収益が得られます。
収益の額は、クリックや表示回数によって異なります。 - 広告主とのマッチング
Google AdSenseは、広告主とコンテンツ提供者をマッチングし、コンテンツと関連性の高い広告を自動的に選択します。
これにより、より効果的な広告表示が可能となります。 - 報酬の支払い
収益が一定額に達した場合、Googleは報酬を支払います。
支払い方法や支払いの頻度は、設定によって異なります。 - 適用条件
Google AdSenseを利用するには、一定の条件を満たす必要があります。
具体的には、コンテンツが適切であること、コンテンツがコミュニティ ポリシーに準拠していること、ウェブサイトが規定のトラフィック量を達成していることなどがあります。
Google AdSenseを利用することで、コンテンツを提供することで収益を得ることができます。
しかし、収益を最大化するためにはコンテンツの品質やアクセス数を向上させる努力が必要です。
基本的にはアクセス(PV)が多いほど集積が増える仕組み
Googleアドセンスのメリット
大きなメリットは下記の2点です。
- ページへのアクセスだけで広告収入を得られる
- 1度設定すれば他の設定は不要
ページへのアクセスだけで広告収入を得られる
2023年までは収益を発生させるためにはクリック型と言われる方式がメインでした。
ですが、2024年からはインプレッション型と言われる広告が表示されるだけで収益が発生する方式の比率が増えています。
収益額はインプレッション型よりも、広告がクリックされた場合の方が大きいです。
とはいえ、広告が表示されるだけで収益を得やすくなったので、これまでは収益が発生しなかった人でも収益化しやすくなりました。
2024年から収益化のハードルが下がった
1度設定すれば他の設定は不要
Googleアドセンスは審査合格後に1度設定をすればそのあとは作業は不要です。
設定が完了すればすでに公開している記事の中にも広告が表示されます。
広告を設置する場所などで収益額が変動する場合もありますが、月間で何万PVのブログでなければ大きな差はありません。
あなたのブログが多くの人にアクセスしてもらえる状況になれば、広告の設置場所の変更を検討しましょう。
1度設定をすれば質の高い記事を書きまくるだけでOK
Googleアドセンスのデメリット
アドセンスにはデメリットも存在します。
- 広告が多いとユーザーから嫌われる可能性がある
- 使用しているテーマによってはデザインが崩れる
- ページの表示速度が低下する可能性がある
広告が多いとユーザーから嫌われる可能性がある
SNSなどで少し前に話題になりましたが、ウェブサイトに表示される広告がウザイと感じている人は多いです。
広告で画面が埋め尽くされていて、知りたい情報を知ることができない状況になれば本末転倒です。
広告表示が多い場合の最悪のシナリオ
- 広告収入を増やしたいと思いページに広告を多く表示する
- 広告表示が多すぎてユーザーの満足度(ページ滞在時間など)が低下すると、ページへのアクセスが減少する。
- アクセスが減少すると広告収入が減る
- 広告収入を増やすためにさらに表示する広告を増やす
- さらにユーザーの満足度が下がりアクセスが減る
(以下ループ)
自分だけ儲けようとすると、むしろ儲かりません。
時間はかかりますがユーザーにとって役にたつ記事を作成することが収益を上げるための第1歩です。
収益が発生する流れ
- 記事を読んでユーザーの悩みが解決する
- 広告主は多くの人にサービスを認知してもらえる
- 私たちはその対価として収益をもらう
ユーザー・広告主・私たちの3者がそれぞれ満足できる状態になって、初めて収益を得ることができます。
最初の頃はなかなか収益が発生せずに広告をガンガン表示したくなります。
ですが、私たちがするべきことは広告の表示を増やすことではなく、ユーザーの役にたつ記事を作成することです。
最初の頃は思うような収益にならず焦りがちです。時間はかかりますがじっくり取り組んでいきましょう。
収益最大化のためにはユーザーの悩みを解決するコンテンツが重要
使用しているテーマによってはデザインが崩れる
広告を設定するとデザインがおかしくなって見た目が悪くなってしまう可能性があります。
Wordpressの有料テーマを使用していれば可能性が低いですが、無料のテーマの場合に発生する可能性が高いです。
解決方法
主な原因は広告を設定する場所が悪い場合と、そもそもテーマが広告設定に対応しきれていない場合の2パターンがあります。
広告の設置場所が悪い場合は設置場所を変更すれば改善する可能性が高いです。
テーマが広告設定に対応していない場合は、cssファイルというデザインを構成しているファイルを自分で変更する必要があります。
ですが、知識がない状態でcssファイルを修正してしまうと元に戻せなくなる可能性があるのでおすすめしません。
広告の表示も含めて最初から有料のテーマを使用する方が余計な時間もかからず、記事作成に集中できます。
有料テーマを使うことで記事作成以外にかかる時間を削減する
ページの表示速度が低下する可能性がある
広告を表示するためにJavaScript(js)と言われるものが使用されています。
このjsがあることでページの読み込みに時間がかかってしまい、ページの表示速度が遅くなる可能性があります。
ページ表示速度に影響がでない場合もありますが、ほとんどの場合で表示速度は低下してしまうので対策が必要です。
ページの表示速度が低下すると、ユーザーの満足度が低下してしまいます。
ユーザーの満足度が下がると、アクセスが減ってしまうのでページ表示速度の低下は避けましょう。
解決方法
プラグインの導入で解決できます。
様々なプラグインがありますがオススメ「Flying Scripts」です。
jsを遅延読み込み*させることで、ページの表示速度が遅くならないようにしてくれるプラグインです。
1度設定すればあとは何もすることはありません。
*遅延読み込み:ページの表示を優先させること。
Googleアドセンスの設定方法
Google AdSenseを設定する手順は以下の通りです。
- アカウントの作成
Googleアカウントを持っていない場合は、まずGoogleのサイトにアクセスして新しいアカウントを作成します。 - AdSenseへの登録
Google AdSenseのウェブサイトにアクセスし、アカウントを登録します。
アカウント登録には、必要な情報やサイトのURL、支払いの設定などを入力する必要があります。 - サイトの審査
AdSenseの申請が承認されるまでには、サイトの審査が行われます。
審査では、サイトがコンテンツポリシーや適切な広告配置を満たしているかどうかがチェックされます。 - 広告コードの取得
AdSenseアカウントが承認されると、広告コードが生成されます。
この広告コードをウェブサイトに貼り付けることで、広告が表示されるようになります。 - 広告の設定
AdSenseのダッシュボードから、広告の形式や配置などをカスタマイズすることができます。
また、特定の広告を除外したり、特定の広告を優先して表示させたりする設定も行えます。
以上がGoogle AdSenseの基本的な設定手順です。
設定の詳細やカスタマイズ方法については、Google AdSenseの公式ドキュメントやヘルプセンターを参照してください。
Googleアドセンスの合格率を上げる方法
ここでは私がGoogleアドセンスの審査の合格率を上げるために実施していることを紹介します。
10記事を目安に全力でユーザーの悩みを解決できる記事を書く
全てのベースはユーザーの悩みを解決できる記事を書くことです。
他の対策も実施した方がいいですが、ユーザーの悩みを解決できていない記事しかなければ、ほぼ意味がないです。
必要な文字数はジャンルによって異なる
最近では1記事で2,000~3,000文字が必要だとか、1,000文字でOKとか様々な意見があります。
ですが、ひとまとめに必要な文字数を言い表すことはできないです。
必要な文字数を言い表すことはできない理由はこの2つです。
- ユーザーの悩みによって必要な情報量が違うから
- ユーザーの悩みを解決しようとすればそれなりの文字数になるから
例えば、ユーザーが「今が西暦何年なのかを知りたい」という悩みを抱えていたとします。
その場合に必要な情報は「今は2024年です。」という10文字だけでOKです。
これは極端な例ですが、ユーザーの悩みを解決するということはそういうことです。
文字数の基準は記事にした内容と近いサイトの文字数が基準になります。
具体的にいうと私の場合は検索結果で上位10個の平均文字数を基準にしています。
検索結果で上位10個に表示されているページは、ユーザーの悩みを解決できる可能性が高いとGoogleが判断しているはずだからです。
そして、記事の書き方としては必要な文字数を確認→記事を書くではなく、
記事を書く→必要な文字数を確認する→不足している情報を追加するという流れの方が正しいです。
この流れで記事を書けば、必要な文字数に関する皆さんの悩みは解決して、ユーザーの悩みを解決する記事に近づけることができまず。
アドセンス審査を合格するためにはユーザーの悩みを解決する記事を本気で書く
ユーザーの悩みを解決できる記事とは?
解決したい悩みによって解決の定義が違うので一概にはいえません。
ですが、悩みの種類によって大きく分類することはできます。
- 何か知りたい情報がある(情報量が少なくてもOK)
端的に必要な情報を記載してあげる。余計な情報は入れない。 - 問題を解決する方法を知りたい(解決する方法を細かく説明する)
解決したい課題によってはかなり長文になる可能性あり。 - ユーザーの中で選択肢があり意思決定をしたい(選択肢のメリットデメリットを提示)
選択肢同士を比較して、どんな人に何が最適なのかをアドバイスしてあげる。
自分が解決してあげたい他人の悩みがどの分類なのかをまずは考えましょう。
どの分類の悩みなのかを意識するだけで、ユーザーが求めている情報に近づけることができます。
ユーザーの悩みに対して最適な書き方で情報提供する
記事作成後にSNSでシェアする
記事を作成したら、必ずSNSでシェアしましょう。
シェアする理由は2つです。
- ページにアクセスがされているという実績を作る
- 被リンク(自分のサイト以外からのリンク)実績を作る
SEO対策ではSNSからの被リンクは効果がないとされていますが、アドセンス審査においては必要な認識です。
Googleの視点で考えた時に、アクセスがないページだと判断ができないと思います。
何かしらアクセスがあるページだとアクセスの実績を判断材料にすることができます。
Googleに判断材料をあげるためにSNSでシェアをする
Googleサーチコンソールでインデックス登録を申請する
作成した記事はサーチコンソールでインデックス登録を申請してください。
申請する理由はGoogleさんにこんなページがあるよ!と認識してもらうためです。
Googleの視点で考えた時に、アドセンスの審査をするときに初めて認識するページと、審査前から認識しているページだとどちらが審査しやすいと思いますか?
他の記事でも書いていますが、Googleさんは世の中のWebサイトを全て相手しているのでとても忙しいです。
Googleさんが審査しやすいようにこちらでできる準備はしてあげましょう。
Googleさんは忙しいので確認しやすくしてあげる
お問い合わせフォーム・プライバシーポリシーを設置する
Webサイトの信頼性を高めるためにお問い合わせフォームとプライバシーポリシーの設置をします。
記事の内容についてサイト管理者に連絡をしたい場合に、お問い合わせフォームがあれば連絡が可能です。
お問い合わせフォームがないと、サイト管理者への連絡手段がない状況になるのでサイト全体の信頼性が低下する恐れがあります。
お問い合わせフォームを設置すると迷惑メールが大量にくる可能性もありますが、それはアクセス数が多いサイトで発生する傾向にあります。
個人が運営するブログであれば、始めたての頃は迷惑メールがくる可能性も少ないのでまずは設置しましょう。
Contact frorm7を使用すれば簡単に設置可能です。
お問い合わせフォームの設置はサイトの信頼性を高めるために有効な手段
まとめ
全てのベースはユーザーの悩みを解決できる記事になっているかどうかです。
小手先のテクニックではなく、まずはユーザーの悩みを解決できる記事を作成できているか確認しましょう。
必要な文字数は記事の内容によって異なります。それは悩みの種類によって必要な情報量が異なるからです。
文字数の基準は、Google検索で上位に表示されているサイトの平均値を基準にすると書きやすいです。