WordPressテーマ開発者が考える絶対やるべきSEO対策(応用編)


木南大樹
この記事でわかること
SEO対策とは検索エンジンに上位表示させることが目的です。
検索エンジンで上位表示させるためには、そもそも検索エンジンに表示させることが第一歩です。
この記事ではどうすれば検索エンジンに表示される仕組みと検索エンジンにページが登録されるためにやるべきことを解説します。
もくじ
まずは検索結果に表示されるためのアクション
コンテンツを作成してページを公開したからといって、すぐに検索結果に表示されるわけではありません。
Googleのロボットが世界中のウェブサイトをクロール(巡回)することで、ウェブサイトを発見しどのようなキーワードとの関連性が高いかを判断することで初めて検索結果に表示されます。
検索結果に表示されるようになることをインデックスされるとも言います。
つまりGoogleのロボットに発見してもらい、インデックスされることが検索結果に表示されるための第一歩です。
Googleも暇じゃない
私もそうですが、多くの人は片手で数えられる程度のウェブサイト・ブログしか保有していないと思います。
一方で、Googleは全世界のウェブサイト・ブログを相手にしています。
ロボットで自動的に行なっているとしても天文学的な数のウェブサイト・ブログをクロール(巡回)することになるので、Googleも暇じゃありません。
自然にクロール(巡回)されるのも待たなければならない場合もありますが、こちらからインデックス登録のリクエストを行う方法もあります。
Google Search Consoleからインデックス登録をリクエスト
意外とやってない人が多いですがGoogle Search Console(サーチコンソール。通称サチコ。)からインデックス登録をリクエストすることができます。
かなり簡単に行うことができるので、私は新しいページを作成した後は必ずインデックス登録のリクエストを行なっています。
インデックス登録のリクエスト方法
下記の3ステップでリクエストは完成します。
- Google Search Consoleにウェブサイト・ブログを登録する。
- ページ上部のテキストボックスにインデックス登録したいURLを入力する。
- インデックス登録をリクエストする。
Google Search Consoleにウェブサイト・ブログを登録
インデックス登録をリクエストするには必要な準備があります。
それは自分のウェブサイト・ブログをサーチコンソールに登録しておくことです。
登録方法の参考:https://mieru-ca.com/blog/search_console_registration/
ページ上部のテキストボックスにインデックス登録したいURLを入力
サーチコンソール上部にある入力欄に、検索結果に表示させたいページのURLを入力・コピペしてください。
まず最初にサーチコンソールがこのページをインデックスしているかを確認してくれます。
ちなみに、すでにインデックスされている場合はURL は Google に登録されていますと表示されるので、この場合はインデックスされています。
ページタイトルや内容を変更した場合はもう1度リクエストを要求した方が良いですが、内容を変更していない場合はそのままでOKです。
インデックス登録をリクエスト
Googleにインデックスされていない場合はURL が Google に登録されていませんと表示されます。
この状態ではどんなに頑張ってもGoogle検索でそのページが表示されません。
インデックス登録をリクエストをクリックすることで、Googleへのリクエストができます。
XMLサイトマップを登録してクロール(巡回)してもらいやすくする
個別のページを1つ1つリクエストしていく方法が確実にリクエストできる方法ですが、サーチコンソールにサイトマップを登録することでクロール(巡回)してもらいやすくすることができます。
XMLサイトマップとは
ここで言うサイトマップとは「https://ドメイン名/sitemap/」のようなユーザーから見えるサイトマップのページとは違います。
XMLサイトマップというもので、Googleのロボットに対して私のサイトはこんな構成になってますよということを教えてあげるためのものです。
あなたのサイトにXMLサイトマップが存在しているかどうかは、あなたのウェブサイト・ブログのトップページURLに/sitemap.xmlを追加して表示することで確認ができます。
ちなみに、このサイトであれば「https://taiju.work/sitemap.xml」です。
XMLサイトマップの作成方法
WordPressで表示しているウェブサイト・ブログであればsimplestでも推奨しているAll in one SEO Packを導入すれば自動で作成してくれます。
https://ドメイン名/sitemap.xmlのページが作成された後に、サーチコンソールに登録することでGoogleのロボットがクロール(巡回)してくれやすくなります。
サーチコンソールにXMLサイトマップを登録
XMLサイトマップが作成できたらサーチコンソールにXMLサイトマップを登録しましょう。
登録自体は30秒くらいで完了するので、後はGoogleのロボットがクロール(巡回)してくれるのを待つだけです。
ユーザー満足度のためにデザイン面でやるべきSEO対策
Googleにページがインデックスされることで、SEOの第一歩は完了です。
ここからはアクセスしてくれるユーザーの満足度を高める方法を解説します。
スマートフォン表示への対応(レスポンシブ対応)
今の世の中ではほとんどの日本人がスマートフォンを利用しています。
私が運営しているウェブサイト・ブログではスマートフォンからのアクセスの約80%を占めていて、スマートフォンでの表示は非常に重要です。
これからWordpressでウェブサイト・ブログを始めようと考えている方はWordpressテーマがスマートフォン表示(レスポンシブ対応)できているかは必ず確認しましょう。
また、コンテンツを作成したときも必ずスマートフォンでの見え方を確認してください。
スマートフォンでの見え方でチェックするところ
- 横にはみ出したりして表示が崩れていないか
- 文字の読みにくさはないか(行間や改行など)
- 画像の大きさは適切で情報を読み取れるか(小さすぎないか、大きすぎないか)
- スクロールしやすいか
ページ表示速度の最適化
素晴らしいコンテンツを作成できていても、ページが表示されるまでの速度が遅いとユーザーはページを見ることをやめてしまいます。
今の常識としてはページの読み込み時間が3秒以内が理想だと言われています。
ページの表示速度を3秒以内にするために気をつけるべきポイントは5つです。
- スマートフォン対応したデザインのテーマを使用する
- 不必要に大きな画像を使用しない
- 不要なプラグインを利用しない(なるべくプラグインの数を減らす)
- 不要なJavaScript(js)を使用しない・遅延読み込みさせる
- ブラウザキャッシュ利用する
SEO対策で減点されないWordpressテーマ
WordPressテーマ「simplest」は上記に対応した、シンプルなWordpressテーマです。
WordPressテーマ「simplest」の特徴
大きな特徴は2つです。
- 最適な表示速度を実現
- シンプルで厳選された必要最小限の機能
- PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)でほぼ満点を叩き出せる
最適な表示速度を実現
ページの表示速度を最適化したテーマです。
不要な画像やJavaScript(js)は使用せず、シンプルなデザインなのでほとんどのケースでページ表示速度3秒以内をクリアできます。
アクセスした読者がストレスなくページの閲覧をできるので、じっくりとコンテンツの内容を読んでもらうことができます。
シンプルで厳選された必要最小限の機能
ウェブサイト制作会社で勤務していた経験から、本当に必要な機能を厳選して実装しています。
利用できる主な機能
- WordPressのデフォルト機能(投稿、画像のアップロードなど)
- 筆者紹介
- もくじの自動作成(ページ内アンカーリンクあり)
- 新着記事の表示
- 記事一覧ページ
- カテゴリ一覧ページ
- タグ一覧ページ
- ページネーション
お問い合わせフォームなどは推奨プラグインの使用により、実装可能です。
実装にサポートが必要な場合はご相談ください。
PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)でほぼ満点を叩き出せる
「PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)で高得点を叩き出せる」とは、Googleが提供しているウェブサイトの健康診断のようなものです。
WordPressテーマ「simplest」はほとんどの場合でほぼ満点に近い点数を出すことができます。
状況によって変わるかもですが4項目でほぼ満点です。
ほぼ満点を叩き出せるのはSEOで減点を避けているから
機能を絞っているので非常にシンプルな構築にしています。
無駄な機能を未実装にすることで、SEOの観点で減点されそうなポイントをスルーできています。
WordPressテーマでお悩みの方は、ぜひご検討いただければと思います。
自身があるので全額返金保証つけてます
WordPressテーマ
「simplest」をダウンロード
コンテンツ作成に集中できます。