MW WP Formは開発終了!使い続けるデメリットとContact form7のメリットを解説

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木南大樹

この度は数多くあるウェブサイトの中からアクセスいただきありがとうございます。
私はWordPressに特化したウェブ制作会社で2年ほどディレクターとして勤務し、現在はフリーランスとして活動している九州在住の30代男性です。
これまでに携わってきたウェブサイトの数は30サイト以上。医療法人のサイトや県議会議員の公式サイトから個人で運営されているブログサイトまで、様々なウェブサイトを対応させていただいてきました。
これまでの経験とフリーランスならではの柔軟性でご満足いただける価値提供を心がけております。

この記事でわかること

WordPressプラグイン「MW WP Form」はお問い合わせフォームを作成するプラグインとして高い人気を誇っておりましたが、2023年9月に開発終了しました。
開発が終了したプラグインを使い続けると不具合の発生など様々なリスクがあります。
変わりのプラグインは「Contact form7」がおすすめです。

【Contact form7の特徴】

  • ドラッグ&ドロップで簡単にフォームを作成
  • 様々な入力項目に対応
  • スパム対策機能
  • 自動送信メール機能

Contact Form 7は、WordPressで最も人気のあるお問い合わせフォームプラグインの一つです。

無料で利用でき、シンプルな操作性と豊富な機能が特徴です。

この記事では「MW WP Formの使用をやめた方がいい理由」「Contact form7をおすすめする理由」について解説していきます。

開発終了したプラグインを使い続けるデメリット

WordPressプラグインは、ウェブサイトに様々な機能を追加したり、カスタマイズしたりするために便利なツールです。

しかし、開発が終了したプラグインを使い続けることは、セキュリティリスクや機能停止など、いくつかのデメリットがあります。

この記事を作成している時点で、MW WP Formは開発終了して半年ほどしか経過していないので今のところ大きな問題はありません。

しかし、WordPressのアップデートにより大きな不具合が発生する可能性が高いです。

1. セキュリティリスク

開発が終了したプラグインは、脆弱性が発見されても修正されない可能性があります。

脆弱性を悪用された場合、ウェブサイトがハッキングされたり、情報漏洩につながったりするリスクがあります。

現時点でMW WP Formの場合は脆弱性に関する対応は行われていますが、この対応もいつまで継続されるかは未定です。

なるべく早めにContact form7への切り替えをおすすめしています。

2. 機能停止

WordPress本体や他のプラグインのバージョンアップにより、開発終了したプラグインが正常に動作しなくなる可能性があります。

そうなると、ウェブサイトが正常に機能しなくなるだけでなく、復旧作業に時間と手間がかかる可能性もあります。

特にWordPressのメジャーアップデートと言われる大きなアップデートの場合は影響を受ける可能性が高いです。

(これまでの傾向からここ数年以内にWordPressのメジャーアップデートは行われると想像しています。)

3. サポートを受けられない

開発が終了したプラグインは、問題が発生してもサポートを受けられない可能性があります。

問題を解決するために、自分でコードを修正する必要があるなど、難易度が高くなります。

多くの場合は自分でプラグインを修正するよりも、他のプラグインを利用した方が早く解決できます。

お問い合わせフォームは不具合に気が付きにくい

お問い合わせフォームで重要なのことは「ユーザーからのお問い合わせを正しく受信できること」です。

しかし、お問い合わせフォームで発生すると困る不具合は「ユーザーからのお問い合わせを正しく受け取れない」ことなので、気が付きにくいです。

定期的にご自身でフォームのテストをしている人であれば問題ないかもしれませんが、ほとんどの人はしていないと思います。

なので、不具合に気がついた時には長い間お問い合わせを受け取れていなかったということになります。

Contact form7をおすすめする3つのメリット

無料で利用可能

Contact form7は無料で利用できるプラグインです。

全世界の500万サイト以上で利用されており、世界中から信頼されている点も安心して利用できます。

また、日本人の「Takayuki Miyoshi」さんが開発したプラグインなので説明なども日本語のテキストが多く、困ることが少ないです。

豊富な機能

「必須入力項目の設定」「電話番号・メールアドレスなどの入力制限」などのお問い合わせフォームに必要な機能が備わっています。

入力項目も自分で設定可能なので、さまざまな形のお問い合わせフォームを作成可能です。

拡張性が高い

関連するプラグインも豊富に用意されています。

Contact form7のデメリット

人気の高いContact from7ですが、MW WP Formと比較してデメリットもあります。

デザインのカスタマイズにはある程度の知識が必要

フォームを簡単に作成することはできますが、非常にシンプルなデザインのフォームです。

他のページと合わせたデザインや、ユーザーが使いやすいデザインに変更するにはコーディングの知識が必要になります。

他のプラグインを使わないと確認画面などはない

Contact Form 7 Multi-Step Formsを使えば確認画面や完了画面も作成できますが、基本機能には存在しません。

とりあえずお問い合わせフォームを用意しておきたい人であれば問題ないですが、お問い合わせの数を重視するサイトの場合は用意した方が良いでしょう。

時間と労力がかかる

まとめ

この記事のまとめです。

開発終了したプラグインは早めに使用を止める

MW WP Formは2023年9月を最後に開発の終了が発表されたプラグイン。

開発が終了したプラグインを使用し続けるのはデメリットが多いです。

特にお問い合わせフォームは表向きは問題ないように見えることがほとんどなので、自分でチェックしないと不具合に気が付きにくいです。

気がついた時には、多くのお問い合わせを無視していたことになりかねません。

そのまま使い続けるといずれは不具合が発生する可能性

乗り換え先は「Contact form7」がおすすめ

Contact form7は無料で利用できるプラグインで、基本的なお問い合わせフォームの機能は標準装備されています。

確認画面や履歴の保存は別のプラグインを使用する必要がありますが、いずれも無料のプラグインで問題ないです。

一方で、お問い合わせフォームのでデザイン変更や他のプラグインを使用する場合に多少の知識が必要になります。

難しそうなら人に任せるのも選択肢の1つ

知識がない状態で修正をすると「フォームが正しく動かない」「ユーザーの利便性が低下する」などのリスクもあるので、人に任せてしまうのも選択肢の1つです。

下記のような人は人に任せてしまった方が、すぐに解決できるかもしれません。

  • 自分で原因がわからない
  • どう対策をすれば良いかわからない
  • 対策をする時間がない

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些細なことでも構いませんのでお気軽にご連絡ください。

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